▽イスラエル軍は1月21日からヨルダン川西岸で対テロ作戦を継続中。複数の難民キャンプが標的となり、多数の死傷者が出ている。
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パレスチナ自治政府は11日、ヨルダン川西岸地区のジェニンで60歳の女性を含む5人のパレスチナ人がイスラエル軍に殺害されたと明らかにした。
それによると、イスラエル軍はジェニンを含む複数の難民キャンプで対テロ作戦を継続中。過去24時間の摘発で5人を殺害したという。
パレスチナ自治政府は別の声明で、「過去の事件で指名手配されていたもう1人の男がパレスチナの治安部隊によって殺害された」と述べた。
イスラエル軍は1月21日からヨルダン川西岸で対テロ作戦を継続中。複数の難民キャンプが標的となり、多数の死傷者が出ている。
保健当局によると、今回の摘発で殺害されたパレスチナ人は30人を超えたという。
殺害された者の多くは過激派グループの戦闘員だが、無関係の一般市民も巻き込まれている。
この作戦が始まって以来、何万人ものパレスチナ人が故郷から逃れている。部隊はジェニンや近隣の難民キャンプを掃討し、家屋や道路、水道管などのインフラを取り壊した。