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▽ディープシークは先月、高性能の生成人工知能(AI)R1をリリース。米国製AIに匹敵する性能をごくわずかなコストで実現したと主張している。
中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」のロゴ(ロイター通信)

韓国の個人情報保護委員会が中国の新興企業「DeepSeek(ディープシーク)」に対し、利用者の個人情報の管理方法について質問する予定である。現地メディアが1月31日に報じた。

ディープシークは先月、高性能の生成人工知能(AI)R1をリリース。米国製AIに匹敵する性能をごくわずかなコストで実現したと主張している。

一部の専門家はその開発コストに疑問を呈している。

聯合ニュースは個人情報保護委員会の関係者の話しとして、「ディープシークに対し、R1利用者の個人情報をどのように管理しているか質問する予定であり、近日中に情報開示請求書を送付する」と報じた。

フランス、イタリア、アイルランドなどもディープシークによる個人情報の利用を調査している。

台湾はこれが国家安全保障を脅かす可能性があるとして、公的機関および主要インフラ施設の職員による使用を禁じた。

AI開発企業オープンAIはディープシークの関係者が昨年、オープンAIから大量のデータを盗み出した疑いがあるとして調査している。

半導体調査会社セミアナリシスによると、ディープシークは米半導体大手エヌビディア製の半導体の購入に少なくとも5億ドルを投じており、サーバー費用などを加えると、総投資額は過去4年で約26億ドルにのぼるという。

ディープシークはその開発費用について、560万ドルだったと主張している。

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