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▽西アフリカ最大のイスラム過激派「ボコ・ハラム」の一派である「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」の犯行とみられる。
ナイジェリア陸軍の兵士(Getty Images)

アフリカ西部・ナイジェリア北東部ボルノ州の集落にイスラム過激派とみられる武装勢力が押し入り、住民40人を虐殺した。地元当局が13日、明らかにした。

それによると、西アフリカ最大のイスラム過激派「ボコ・ハラム」の一派である「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」の犯行とみられる。

武装勢力は12日にボルノ州郊外の集落を襲撃し、住民を虐殺、複数の民家を焼き払い、家畜を略奪した。

ロイター通信は地元民兵の話しとして、「住民たちは軍が設置した安全地帯の外に出て活動し、テロリストが設置した地雷に接触。テロリストに位置を把握された」と伝えている。

ナイジェリア北部でこのような事件は珍しくなく、ボコ・ハラムやISWAPを含む武装勢力が軍や警察だけでなく、多くの市民を殺害している。

政府とボコ・ハラムは戦争状態にあり、ISWAPも主に北部地域で攻勢を強めている。

ボコ・ハラムと国軍による2009年以降の戦闘で死亡した民間人は3万5000~4万人と推定されている。

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