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▽事故は市中心部の駅に通じるトンネル内で発生。路面電車同士が衝突し、うち1両が脱線したという。
2025年1月11日/フランス、東部ストラスブール、路面電車が事故を起こした現場近く(AP通信)

フランス東部ストラスブールで路面電車同士が衝突し、少なくとも100人が病院に搬送された。現地メディアが11日に報じた。

それによると、事故は市中心部の駅に通じるトンネル内で発生。路面電車同士が衝突し、うち1両が脱線したという。

AFP通信は消防当局者の話しとして、「約100人が病院に搬送され、うち50人が大小さまざまなケガを負ったが、重傷者はいない」と伝えている。

約50台の救急車両が現場で対応に当たった。

衝突の原因は不明。AFPは関係者の話しとして、「1両が逆走し、もう1両と正面衝突した」と伝えているが、詳細は明らかになっていない。

ストラスブール市長は声明で救急隊員に謝意を表明し、市民に対し、救助活動の邪魔にならないよう呼びかけた。

ソーシャルメディアで共有された画像には損傷した2両の路面電車が映っていた。そのうち1両は脱線していた。

AFPによると、ストラスブールの路面電車は1878年に開業し、1960年に廃止され、その後、1994年に再開業。それ以来、大きな事故は起きていなかったという。

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