◎被告の弁護士は9月、殺人未遂などの罪で有罪を認めたが、精神的に病んでいることを理由に情状酌量を求めていた。
2024年1月3日/米ネバダ州ラスベガスの地方裁判所、判事に飛びかかる被告(ABCニュース)

ネバダ州ラスベガスの法廷で裁判官に飛びかかり、軽傷を負わせた被告に懲役26~65年の長期刑が言い渡された。現地メディアが11日に報じた。

同州クラーク郡の連邦裁判所は10日、今年1月の審理中に判事に飛びかかったデオブラ・レデン(Deobra Redden、31歳)被告に実刑判決を言い渡した。

被告の弁護士は9月、殺人未遂などの罪で有罪を認めたが、精神的に病んでいることを理由に情状酌量を求めていた。

この襲撃事件は1月3日、判事が別の暴行事件で被告に判決を言い渡そうとしていたときに起こった。

被告は机を飛び越えた判事に飛びかかり、髪をつかんだ後、警察官に取り押さえられた。判事は被告を振り払った反動で倒れこみ、軽傷を負ったが、入院はしなかった。

弁護士によると、被告は当時、医師が処方した統合失調症をコントロールする薬を服用していなかったという。

被告は2050年以降に仮釈放の権利を得る予定だ。

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