◎ルラ氏は10月、自宅で転倒し、頭部を負傷していた。
ブラジルのルラ(Luiz Inácio Lula da Silva)大統領はサンパウロの病院の集中治療室にとどまっているが、元気だ。主治医が11日、明らかにした。
ルラ氏は10日、頭蓋内出血に伴い、予定外の手術を受けていた。
主治医は記者団に対し、「大統領は手術後、48時間集中治療室にとどまっているが、術後の経過は良好で、ご飯を食べ、家族と話しをしている」と語った。
ルラ氏は10月、自宅で転倒し、頭部を負傷していた。
ルラ氏の主治医は前日、「大統領は今後数日間経過観察し、公務に復帰することになる」と述べていた。
ルラ氏は来週初めに首都ブラジリアに戻る予定。それまで公務は副大統領が代行する。
ルラ氏はこのケガにより、ロシアを訪問をキャンセル。オンラインで新興5カ国(BRICS)首脳会議に出席した。