◎確認されたドローンの種類は市場に出回って一般的なタイプや固定翼機も含まれている可能性がある。
米ニュージャージー州中部上空で過去2週間、大型ドローンが相次いで目撃され、連邦捜査局(FBI)が捜査している。
FBIは3日の声明で、「最近ニュージャージー州中部の河川沿いで大型のドローンとみられる飛翔体が何度も目撃されており、捜査している」と述べた。
それによると、確認されたドローンの種類は市場に出回って一般的なタイプや固定翼機も含まれている可能性があるという。
FBIは趣味で使う一般的なドローンよりも大きいことや、この地域には軍事施設やトランプ(Donald Trump)次期大統領が所有するゴルフ場が近いことから、警戒を強めている。
連邦航空局(FAA)はFBIが捜査する間、この地域のドローン飛行を制限した。
地元警察は公共の安全に対する脅威は確認されていないとしている。
モリス郡保安官事務所は声明で、「最近この地域で多くの人が目撃したドローン活動について、FBIが捜査している」と述べた。
また同事務所は「現時点で、公衆に対する差し迫った脅威は確認されていない」とした。