◎両首脳は2国間の経済協力を強化し、貿易を強化し、主要分野の障壁を取り除き、公平な競争条件を提供し、貿易不均衡に対処することで合意した、
パキスタンとマレーシアの首脳が3日、2国間貿易を拡大し、経済関係を強化することで合意した。
パキスタンのシャリフ(Shehbaz Sharif)首相とマレーシアのアンワル(Anwar Ibrahim)首相はパキスタの首都イスラマバードで会談。エネルギー、農業、コネクティビティ、観光など様々な分野における両国の協力関係を深化させる方法について協議した。
アンワル氏は前日にパキスタン入りし、3日間滞在する予定。2023~24会計年度における両国間の貿易額は15億ドルを記録した。
パキスタン政府は声明で、「両首脳は2国間の経済協力を強化し、貿易を強化し、主要分野の障壁を取り除き、公平な競争条件を提供し、貿易不均衡に対処することで合意した」と述べた。
資金難のパキスタンは最近国際通貨基金(IMF)の新規融資70億ドルを確保したばかり。同じイスラム国家のマレーシアとの貿易を強化し、経済関係を深化させたいとしている。
シャリフ政権は現在、150件以上の訴訟を抱え、ラワルピンディの刑務所に収監されているカーン(Imran Khan)元首相の支持者からの圧力を受けている。
カーン被告の支持者たちは11日にイスラマバードで集会を開く予定だ。