◎火災は4月2日、イスタンブール中心部にある16階建てビルの地下1階で発生した。
トルコの検察当局は改装中のナイトクラブで29人が死亡した火災について、13人の公務員を起訴した。現地メディアが24日に報じた。
国営アナトリア通信について、起訴されたのはナイトクラブの営業許可に関与したとされる自治体の職員や消防士など。職権乱用や重過失などに問われているという。
火災は4月2日、イスタンブール中心部にある16階建てビルの地下1階で発生。改装工事中のナイトクラブ「マスカレード」から出火し、3階まで延焼。工事関係者など29人が死亡、1人が重傷を負った。
検察庁が作成した起訴状によると、このナイトクラブの経営者は営業に必要な安全対策を怠っていたという。
検察はすでに経営者を含む9人を同様の容疑で起訴している。