◎事件は7日の17時30分頃に発生。カウチ容疑者が車に向けて発砲し、5人が負傷、別の2人が接触事故により負傷した。
米ケンタッキー州ロンドン近郊の州間高速道路75号線で発生した銃撃事件について、捜査当局は12日、逃亡中のジョセフ・A・カウチ(Joseph A. Couch、32歳)容疑者が現場周辺の国有林に潜んでいると確信していると述べた。
事件は7日の17時30分頃に発生。カウチ容疑者が車に向けて発砲し、5人が負傷、別の2人が接触事故により負傷した。
容疑者は捕まっておらず、警察が州全域に規制線を張り、行方を追っている。
ローレル郡保安官事務所は声明で、「現場周辺の高校およびスクールバスのルート沿いに警察官を配備する」と明らかにした。
また同事務所は「銃撃により負傷した5人のうち4人が退院し、もう1人も回復に向かっている」と述べた。
当局は容疑者が高速周辺の国有林(広さ2865平方キロメートル)の中に潜んでいる可能性が高いとみて、ヘリやドローンなどを使って捜索している。
州警察によると、100人以上の警察官が国有林を捜索中。これまでに、銃撃に使われたとみられるAR-15型ライフル(照準器付き)と林道に放置された容疑者の車を発見したという。
容疑者は元予備役で殺人未遂と第一級暴行容疑で指名手配されている。逮捕につながる情報には3万5000ドル(約500万円)の報奨金が提供される。