◎教師が異変に気付き警察に通報。事件が発覚した。ケガをした人はいなかった。
6歳の小学生が実弾入りの拳銃を持って学校に登校し、同じクラスの生徒に渡していたとして、母親が起訴された。米南部テキサス州の警察当局が6日、明らかにした。
それによると、少年は先月5日、テネシー州メンフィスの小学校に拳銃を持ち込み、クラスメイトに渡したという。
教師が異変に気付き警察に通報。事件が発覚した。ケガをした人はいなかった。
警察によると、学校の職員が生徒のリュックサックから実弾入りの拳銃を取り出し、警察官に引き渡したという。
その後、この少年の母親(22歳)が逮捕され、児童虐待、育児放棄、学校敷地内での武器の携帯、未成年者の非行助長などの罪で起訴された。
警察はその後の捜査で、この拳銃が盗まれたものであることを突き止めた。
メンフィス地検によると、母親は事情聴取の中で、その拳銃を「見知らぬ人物から購入した」と認めたという。
母親は起訴後、保釈金なしで釈放された。