◎15歳の少年は学校の看護師と校長の手当てを受けた後、意識のない状態で市内の病院に搬送された。
米メリーランド州ジョパタウンの高校で6日、16歳の生徒が男子トイレで15歳の生徒に向けて発砲した。警察が明らかにした。
ハーフォード郡の保安官は記者会見で、「15歳の少年は学校の看護師と校長の手当てを受けた後、意識のない状態で市内の病院に搬送された」と語った。
保安官によると、16歳の生徒は学校を出て近くの民家に逃げ込んだものの、まもなく逮捕されたという。
容疑者は少なくとも1回発砲したとみられる。保安官によると、犯行に使った銃は見つかっていないという。
保安官は「学校関係者は容疑者が口論の末、15歳の少年を撃ったと説明しているが、現時点で分かっていることは限られており、捜査を進めている」と述べた。
それによると、警察は容疑者と面識があり、以前にもこの容疑者に関連する通報に対応したことがあったという。
ジョージア州ウィンダーの高校では2日前に銃乱射事件が発生。生徒2人と教師2人が死亡、9人が負傷した。警察は同校の生徒である14歳の少年とその父親を殺人罪などで逮捕・起訴している。