◎容疑者が銃を乱射し、生徒2人と教師2人が死亡、9人が負傷した。
米ジョージア州ウィンダーのアパラチー高校で発生した銃乱射事件について、捜査当局は5日、14歳のコルト・グレイ(Colt Gray)容疑者の父親を逮捕したと明らかにした。
事件は州都アトランタ近郊のウィンザー市内にあるアパラチー高校の敷地内で4日朝に発生。容疑者が銃を乱射し、生徒2人と教師2人が死亡、9人が負傷した。
容疑者は同校の生徒であった。
州当局によると、容疑者の父親であるコリン・グレイ(Colin Gray、54歳)容疑者は息子に銃器を故意に渡したとされる。
コリン容疑者は4件の過失致死罪、2件の第2級殺人罪、8件の児童虐待罪で逮捕された。
州当局の報道官は記者会見で、「これらの容疑はグレイ容疑者が息子に故意に武器を所持させたことに起因する」と語った。
コルト容疑者は4件の殺人罪で起訴され、家庭裁判所ではなく、連邦裁に送られた。現地メディアによると、被告は6日朝にオンラインで出廷する予定。
捜査当局によると、コルト容疑者は犯行にセミオートライフル(半自動小銃)を使用したという。
この銃器が父親のものであるかどうかは明らかになっていない。
AP通信は情報筋の話しとして、「その銃は父親が息子にプレゼントとして買ったものだ」と報じている。
警察は両容疑者の認否を明らかにしていない。