◎この衛星はセネガルのエンジニアとフランス・モンペリエ大学が共同開発した。
西アフリカ・セネガルの人工衛星を搭載したロケットが16日夜、米カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地から打ち上げられ、無事軌道に投入された。
セネガルの衛星が軌道に投入されたのは初めて。
この衛星は他の115基と共に、スペースX社のファルコン9ロケットを使って打ち上げられた。
セネガルは監視衛星と通信衛星を宇宙に保有するアフリカ諸国のひとつとなった。アフリカで衛星の軌道投入に成功した国は12カ国目である。
セネガルのファイ(Bassirou Diomaye Faye)大統領は声明で、「これは技術大国になるという政府の目標が順調に進んでいることを示すものであり、大きな一歩だ」と称賛した。
またファイ氏はこのプロジェクトに関与した職員や関係者に謝意を示した。
セネガルの宇宙機関も打ち上げ成功を称賛。「歴史的な1日となった」と述べた。
この衛星はセネガルのエンジニアとフランス・モンペリエ大学が共同開発した。
地元メディアによると、この衛星は水資源、民間航空、気象など、様々な国家機関のデータ収集に使用される予定。