◎事故は18日未明に発生。24歳の男性がパナマ船籍の貨物船から転落した。
キプロス沖を航行中の貨物船からレバノン国籍の船員が転落し、約5時間後に救助された。沿岸警備隊が18日、明らかにした。
それによると、事故は18日未明に発生。24歳の男性がパナマ船籍の貨物船から転落したという。
地元テレビ局は当局者の話しとして、「男性は海中に投げ出されたものの、約5時間後に救助され、ケガも治療も必要なかった」と伝えている。
沿岸警備隊は貨物船から「乗組員が海中に転落した」という通報を受け、南東沖約185キロの地点にヘリ部隊を派遣。男性を捜索した。
ヘリは熱センサーを装備し、約1時間捜索したものの、男性の位置を特定できなかった。
その後、ヘリは給油のため基地に戻った。沿岸警備隊は当時の海流を考慮したコンピューター・モデルを使って船員の位置を推定、現場の巡視艇に伝えた。
巡視艇がこの海域を捜索し、男性を発見。無事救助した。
男性が転落した原因は分かっていない。
