◎18歳未満の少女と結婚したり、結婚を強制した場合、15年以下の禁固刑または罰金刑、あるいはその両方が科される。
西アフリカ・シエラレオネで児童婚を禁止する法律が公布された。ビオ(Julius Maada Bio)大統領が2日遅くに発表した。
それによると、18歳未満の少女と結婚したり、結婚を強制した場合、15年以下の禁固刑または罰金刑、あるいはその両方が科される。
児童婚を黙認した場合も刑罰の対象となる。
ビオ大統領はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「女性はこの国の未来である、と私は常に信じてきた」と書き込んだ。
国連児童基金(ユニセフ)によると、シエラレオネには18歳未満の母親が少なくとも80万人おり、うち半数が15歳未満で結婚している。
ビオ大統領夫人は若くして結婚を強制された少女への教育や支援を推進。この法律を強く支持していた。
ビオ大統領夫人は国会が先月この法案を可決した際、「これは女性の権利を強化するものであり、この国が大きく前進したことを意味する」と称賛していた。