◎爆発は首都ンジャメナ郊外にある軍事施設で18日遅くに発生。弾薬庫が爆発したという。
チャド軍の兵士(Getty-Images)

チャド・首都ンジャメナの軍事施設で爆発があり、少なくとも9人が死亡、46人が負傷した。中央政府が19日、明らかにした。

それによると、爆発はンジャメナ郊外にある軍事施設で18日遅くに発生。弾薬庫が爆発したという。

大統領府の報道官は声明で、「この事故で9人が死亡、少なくとも46人が手当てを受けている」と明らかにした。

ソーシャルメディアで共有された動画には空を照らす炎と荷物を持って避難する周辺住民の姿が映っていた。

爆発の原因は明らかになっていない。

デビ(Mahamat Idriss Deby)大統領はフェイスブックに声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表し、爆発の原因を調査するよう関係閣僚に命じたと明らかにした。

爆発を目撃したという住民は地元テレビ局の取材に対し、「テロ攻撃だと思い、荷物をまとめて家を飛び出した」と語った。

当局によると、最初の爆発は午前0時前に発生。その後、何度か大きな爆発が起き、弾薬や建物の破片が数百メートルの範囲に飛び散ったという。

当局は住民に対し、弾薬を見つけても拾わず、現場に近づかないよう呼びかけた。

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