◎イランで無関係の男女による集会は違法であり、シャリア(イスラム法)では罪とみなされている。
イランの警察当局が悪魔崇拝とヌード文化を広めた疑いで260人以上を逮捕した。国営イラン通信(IRNA)が17日に報じた。
警察は16日夜、首都テヘランの西方に位置するシャフリヤールで欧州国籍の3人を含む260人以上を逮捕したという。
それ以上の詳細は明らかになっておらず、容疑者たちが一カ所に集まっていたのか、何かの集まりやパーティーがあったのかどうかは不明である。
イランで無関係の男女による集会は違法であり、シャリア(イスラム法)では罪とみなされている。
IRNAによると、逮捕されたのは男性146人、女性115人、欧州国籍の3人。国籍には言及していない。
容疑者たちは服や体に悪魔のシンボルを描き、「好ましくない、わいせつな状況」で捕まったという。
シンボルの詳細は不明。シャリアはピアスやイヤリング、タトゥーを禁じている。IRNAによると、捜査当局は現場で薬物とアルコールを押収したという。
イラン当局は時折、男女混合のパーティーに参加した人を逮捕する。
飲酒も違法であり、血縁関係のないイスラム教徒の男女が公共の場で一緒に交流したり踊ったりすることもできない。