◎爆発は警察署の近くにある小さなホテルで発生。即席爆発装置（IED）が食堂で爆発し、少なくとも4人が死亡した。
ケニア北東部のソマリア国境近くにあるホテルで爆発があり、警察官3人を含む4人が死亡、数人が負傷した。当局が25日、明らかにした。
それによると、爆発は警察署の近くにある小さなホテルで発生。即席爆発装置（IED）が食堂で爆発し、少なくとも4人が死亡したという。
警察の報道官はSNSに声明を投稿。「病院に搬送された数人のうち2人が重体で、首都ナイロビの国立病院に移される予定だ」と書き込んだ。
中央政府はソマリアに拠点を置くイスラム過激派組織アルシャバーブが関与したと非難している。
アルシャバーブは国際テロ組織アルカイダとつながりのある過激派のひとつ。ソマリア南部と中部の大部分を支配し、首都モガディシオ近郊まで支配地域を拡大したとされる。
ケニアのソマリア国境では24日にも正体不明の武装集団が銃を乱射し、予備役2人が殺害されている。
地元メディアによると、ソマリア国境付近の森林地帯にはアルシャバーブの隠れ家あるとされる。
警察は24日、銃撃事件があった現場近くの民家を捜索し、IEDの材料とライフルを押収したと発表。実行犯とみられる3人は逃亡を続けている。
