◎スロバキアは1993年1月にチェコとの連邦を解消し独立。今回の選挙で第6代大統領を選出する。
スロバキアで23日、大統領選が行われた。同国初の女性大統領であるチャプトバ(Zuzana Caputova)氏は立候補していない。
地元メディアによると、ウクライナ支援を凍結したフィツォ(Robert Fico)首相の盟友であるペレグリニ(Peter Pellegrini)氏が優勢とみられる。
スロバキアは1993年1月にチェコとの連邦を解消し独立。今回の選挙で第6代大統領を選出する。
投票は現地時間21時に締め切られた。結果は24日に公表される予定だ。
最新の世論調査によると、過半数を獲得する候補は出ないとみられる。ペレグリニ氏の1位は揺るぎそうにない。
上位2人による決選投票は4月6日に予定されている。
ペレグリニ氏は首都プラチスラバの投票所で記者団の取材に応じ、「EUおよびNATO同盟国との連携を維持・強化するという公約に変わりはない」と強調した。
スロバキアとハンガリーはEUのウクライナ支援に不満を表明している。