◎パキスタンではイスラム過激派を含む武装勢力によるテロ攻撃が相次いでいる。
パキスタンのイムラン・カーン前首相(Rahmat Gul/AP通信)

パキスタン当局は12日、カーン(Imran Khan)元首相が収監されているラワルピンディの刑務所が攻撃の標的になっている可能性があるとして、面会禁止令を出した。

地元メディアによると、この刑務所は警備上の理由で2週間、第三者の立ち入りを禁じるという。

当局はこの刑務所の警備を強化するよう命じている。

この襲撃計画は情報機関が入手したものとされるが、詳細は不明。対象がカーン氏かどうかも分かっていない。

カーン氏は現在、複数の裁判で実刑判決を受け、服役中。汚職、機密情報漏洩、婚姻法違反で有罪判決を受け、それぞれ10年、14年、7年の禁固刑を言い渡されている。

カーン氏は全ての有罪判決を不服として控訴している。

カーン氏の政党「パキスタン正義運動(PTI)」の報道官は面会禁止令を非難した。

パキスタンではイスラム過激派を含む武装勢力によるテロ攻撃が相次いでいる。

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