◎30歳の男が父親、兄弟、その他親族をカラシニコフ銃で射殺した。
イラン南東部ケルマン州の人里離れた集落で男が銃を乱射し、親族12人を殺害した。国営イラン通信(IRNA)が17日に報じた。
それによると、事件は17日未明に発生。30歳の男が父親、兄弟、その他親族をカラシニコフ銃で射殺したという。
IRNAは関係者の話しとして、「男は家族間の争いに巻き込まれ、激怒し、手当たり次第に発砲した」と伝えている。
IRNAによると、一般市民の銃乱射事件で10人以上が死亡したのは8年振り。
同国の銃規制は厳しく、猟銃以外の所有は認められていない。
国営企業の元職員が2022年に起こした銃乱射事件では3人が死亡、5人が負傷。2016年には南部の集落で26歳の男が親族10人を射殺している。