◎出火原因は明らかになっておらず、消防と警察が調査している。
スウェーデン第2の都市ヨーテボリにあるウォーターパークで12日に発生した火災について、警察当局は16日、焼け跡から1人の遺体が発見されたと明らかにした。
火災は国内最大級の複合アミューズメント施設「リセベリ遊園地」で建設が進められている「オーシャナ・ウォーター・パーク」で発生。その大部分が焼失した。
出火原因は明らかになっておらず、消防と警察が調査している。
警察によると、遺体の性別は不明。建設工事の作業員とみられる。
ウォータースライダーとプールのあるエリアが全焼。その他の施設、建屋、工事の現場事務所も被害を受けた。
警察は16人が負傷し病院に搬送されたと報告している。
消防によると、炎は13日に鎮火したものの、全焼した一部施設は崩壊する恐れがあるため、調査できていないという。
オーシャナ・ウォーター・パークは今夏オープンする予定だった。
地元メディアによると、この施設は一度に最大1750人を収容できる。リセベリ遊園地は1923年にオープンし、年間約300万人が訪れる人気の観光スポットである。