◎火災は国内最大級の複合アミューズメント施設「リセベリ遊園地」で建設が進められている「オーシャナ・ウォーター・パーク」で発生した。
2024年2月12日/スウェーデン、ヨーテボリ、火災が発生したオーシャナ・ウォーター・パーク(AP通信)

スウェーデン第2の都市ヨーテボリにあるウォーターパークで12日に発生した火災について、消防当局は13日、消火活動を継続しており、作業員16人が軽傷を負い、1人が行方不明になっていると明らかにした。

火災は国内最大級の複合アミューズメント施設「リセベリ遊園地」で建設が進められている「オーシャナ・ウォーター・パーク」で発生。出火原因は明らかになっていない。

地元メディアによると、ウォータースライダーとプールのあるエリアから黒煙が上がり続けているという。

ヨーテボリ消防局の報道官は記者会見で、「炎は沈静化したものの、消火活動を継続しており、甚大な被害が出ている」と語った。

それによると、施設の一部が崩落し、建設工事の作業員1人が巻き込まれた可能性があるという。

一方、警察当局は13日の会見で、「業務上過失致死傷を視野に捜査している」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

消防によると、複数の施設で倒壊の恐れがあるため、鎮火にはかなりの時間がかかる見通し。

オーシャナ・ウォーター・パークは今夏オープンする予定だった。

地元メディアによると、この施設は一度に最大1750人を収容できる。リセベリ遊園地は1923年にオープンし、年間約300万人が訪れる人気の観光スポットである。

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