◎事件はアテネ近郊の海沿いの町で発生。銃撃犯とされる身元不明の男性がショットガンと拳銃で武装し、海運会社の事務所が入るビルに押し入った。
ギリシャ・アテネ近郊の海運会社事務所で銃撃があり、3人が死亡、犯人とみられる男も自殺した。警察当局が12日、明らかにした。
それによると、事件はアテネ近郊の海沿いの町で発生。銃撃犯とされる身元不明の男性がショットガンと拳銃で武装し、海運会社の事務所が入るビルに押し入った。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「犯人はこの会社の従業員とみられ、社長を出せと叫びながら銃を乱射した」と伝えている。
AP通信は目撃者の話しを引用し、「犯人はビルの周囲に展開した機動隊に向けてショットガンを数発発射した」と報じた。
アテネ警察の担当官は声明で、「犠牲者の中には会社の経営者も含まれる」と明らかにした。
それによると、犯人は3人を殺害した後、ビル内の事務所とは違う場所で頭を撃ち自殺したという。
地元テレビ局は事件発生から数時間後、特殊部隊がビルに突入する様子を報じた。