◎パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まった10月7日以来、EU全域で警備が強化されている。
2022年2月9日/キプロス、首都ニコシアの郊外にある移民受付センター(Petros Karadjias/AP通信)

キプロスの首都ニコシアにある在イスラエル大使館近くで爆発物を所持していたとされるシリア人4人が逮捕された。警察当局が21日、明らかにした。

それによると、現場は大使館から30メートルほど離れた地点。負傷者は確認されておらず、17~21歳のシリア人4人が器物損壊未遂、爆発物所持、銃刀法違反で逮捕された。

警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。

パレスチナ・ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まった10月7日以来、EU全域で警備が強化されている。

地元メディアによると、ニコシア地裁は容疑者を6日間警察署に勾留するよう命じたという。

地元テレビ局は当局者の話しとして、「容疑者のうち2人は現場近くを歩いているところを目撃され、他の2人は近くの路地に駐車してあった車の中にいた」と伝えている。車内からはナイフ2本とハンマーが押収された。

警官によると、現場に置かれた小さな金属製の物体の中からごく少量の発火物質が発見されたという。

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