◎イランの防衛産業拠点では事故が頻発している。イラン政府はその一部にイスラエルの諜報機関が関与していると主張してきた。
イラン国防省が所有する自動車バッテリー工場で火災が発生し、数時間後に鎮火したようだ。国営イラン通信(IRNA)が22日に報じた。
それによると、火災は21日深夜に発生したという。この工場は首都テヘランの郊外にあり、敷地内のプラスチック製品を保管するエリアで爆発が確認された。
IRNAは夜空に黒煙が立ち上る映像を報じた。
消防当局によると、火災は数時間後に鎮火し、死傷者は確認されていないという。消防と警察が現場を封鎖し、調査に当たっている。
イラン国防省は声明を出しておらず、バッテリー工場本体が被害を受けたかどうかも不明。
イランの防衛産業拠点では事故が頻発している。イラン政府はその一部にイスラエルの諜報機関が関与していると主張してきた。
イラン政府は先月、イスラエルが弾道ミサイルプラグラムにサイバー攻撃を仕掛けてきたと主張した。
テヘランの東方にある軍事・兵器開発基地では昨年、原因不明の爆発があり、技術者1人が死亡している。