◎WMOの事務局長に女性が選出されたのは初めて。
アルゼンチン国立気象局のサウロ(Celeste Saulo)氏が1日、国連の世界気象機関(WMO)の事務局長に選出された。
WMOの事務局長に女性が選出されたのは初めて。
ジュネーブのWMO本部によると、サウロ氏は加盟国の3分の2以上の支持を得たという。
サウロ氏は2014年からアルゼンチン国立気象局の長官を務めている。
WMOの事務局長を2期務めたターラス(Petteri Taalas)氏は年末に退任する予定。サウロ氏は2015年にWMO執行委員を務めた。
WMOは国連の専門機関のひとつであり、気象事業の国際的な標準化、改善、調整、各加盟国・地域間における気象情報、資料の効率的な交換の奨励などを主な業務としている。