◎このセスナは1月24日、ルソン島北部のイサベラ州を離陸した後、行方不明になっていた。
フィリピン当局は9日、1カ月以上前に消息を絶ったセスナ機の残骸を発見し、乗員6人全員の死亡を確認したと発表した。
このセスナは1月24日、ルソン島北部のイサベラ州を離陸した後、行方不明になっていた。
イサベラ州政府の報道官は記者会見で、「捜索隊は郊外の山岳地帯でセスナの残骸を発見した」と語った。
報道官によると、現場周辺は霧で覆われ、ヘリで近づくことができず、遺体の収容に数日かかる可能性があるという。
亡くなった6人は全員フィリピン人。報道官は「親族に遺体を発見したと通知した」と述べた。
フィリピンでは小型航空機やヘリの墜落事故が相次いでいる。
当局はパラワン島で先週消息を絶ったドクターヘリの捜索を続けている。パイロット、米国籍の看護師1人、患者1人と同行者2人の計5人が乗っていた。
東部アルパイ州では先月、オーストラリア人2人を乗せたセスナがマヨン山の火口近くに墜落。乗員4人全員の死亡が確認された。