◎フィリピンではこの数週間、小型航空機の事故が相次いでいる。
フィリピン当局は1日、パラワン島で業務に従事していたドクターヘリが消息を絶ったと発表した。
航空局によると、ヘリはパラワン島の町で患者を乗せ、中心部の医療機関に向かっていたという。乗っていたのはパイロット、看護師1人、患者1人と同行者2人の計5人。
航空局の報道官は声明で、「沿岸警備隊が捜索活動を行っている」と報告した。
報道官によると、看護師は米国人、残り4人はフィリピン人とのこと。身元は明らかにしていない。
沿岸警備隊は船舶、小型飛行機、ヘリを投入して捜索活動に当たっている。
フィリピンではこの数週間、小型航空機の事故が相次いでいる。
東部アルパイ州で先月18日に消息を絶ったセスナ機は同国で最も活発な火山「マヨン山」の火口近くに墜落。乗員のフィリピン人2人と乗客のオーストラリア人2人が死亡した。
ルソン島北部のイサベラ州で1月24日に消息を絶ったセスナはまだ見つかっていない。