◎国営ロシア通信(RIA Novosti)は施設内で乱闘が発生し、その直後に照明弾のようなものが使用されたと報じている。
.jpg)
ロシア当局は5日、首都モスクワの北に位置するコストロマ州にある大型カフェレストランで火災が発生し、少なくとも13人が死亡、5人が負傷したと発表した。
州政府によると、何者かが施設内で照明弾を使用し、建物に引火したという。火災は5日未明に発生した。
国営ロシア通信(RIA Novosti)は施設内で乱闘が発生し、その直後に照明弾のようなものが使用されたと報じている。
重大犯罪を捜査する調査委員会は5日、照明弾を発射した疑いで容疑者1人を拘束し、施設の店長に事情を聞いていると報告した。
報道によると、消防は施設内にいた250人を避難させたという。この火災で屋根が崩落し、3.5㎢が全焼した。
消火活動は5時間ほど続き、付近の住民も避難を余儀なくされたと伝えられている。
カフェのオーナーは声明で、影響を受けた人々への支援を約束し、容疑者を非難した。
報道によると、ロシアで今回のような火災が発生したのは13年ぶり。2009年に中部ペルミのナイトクラブで発生した火災では150人以上が死亡している。この時は出演者が打ち上げた花火が建物に引火した。