◎ナイジェリアでは今年に入ってから同様の事件が少なくとも7件報告されている。
2017年2月20日/ナイジェリア北部、イスラム過激派組織ボコ・ハラムの戦闘員(Getty Images/AFP通信)

ナイジェリアの警察当局は17日、武装集団が中部コギ州の教会を襲撃し、礼拝者2人を射殺したと発表した。

州警察は容疑者を追跡している。

コギ州政府の報道官によると、攻撃を受けたのは同州の州都ロコジャにある教会。ロコジャは首都アブジャの南約100kmに位置する。

武装集団は教会内で銃を乱射した後、バイクで逃走したという。

ナイジェリアでは今年に入ってから同様の事件が少なくとも7件報告されている。

オンド州で6月に発生したカトリック教会襲撃事件では40~50人が殺害されている。(一部の犠牲者は警察が到着する前に埋葬されてしまったため、正確な死者数は不明)

コギ州警察は今回の事件について、「イスラム過激派が関与している可能性が高い」と指摘している。武装集団は祭壇にガソリンをかけ、火を放っていた。

ナイジェリアの北部と中部では100を超える武装集団が活動しており、暴力の連鎖が収まる気配はみられない。その中でも特に強力なイスラム過激派組織ボコ・ハラムはナイジェリア軍と10年近く戦っている。

2022年6月6日/ナイジェリア、南西部オンド州の教会(Sunday Alamba/AP通信)
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