◎麻薬カルテルとつながりのある地元のギャングが攻撃に関与したとみられる。
メキシコのサッカースタジアム(Getty Images)

メキシコ当局は2日、中部モレロス州のサッカー場で武装集団が銃を乱射し、元市長を含む少なくとも4人が死亡したと発表した。

モレロス州検察によると、事件は同州イェカピストラ(Yecapixtla)のサッカー場で1日夜に発生したという。

同検察は声明の中で、「2台の車に乗った武装集団がサッカーの試合後に集まった人々に向け発砲した」と説明している。

地元メディアは少なくとも8人が重軽傷を負い医療機関に搬送されたと報じた。人々は試合後、選手を称えるためにグラウンドに入ったと伝えられているが、詳細は不明。

イェカピストラの市長はSNSに声明を投稿。犠牲者に哀悼の意を表し、57歳の元市長であるルナ(Refugio Amaro Luna)氏が亡くなったと明らかにした。

警察は武装集団の行方を追っている。

エル・エコノミスタ紙は警察筋の話を引用し、「麻薬カルテルとつながりのある地元のギャングが攻撃に関与したとみられる」と報じている。

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