◎事故は首都メキシコシティのすぐ北にある古代都市遺跡テオティワカンの近くで発生した。
メキシコのバルーンフェスティバル(Getty Images)

メキシコの警察当局は1日、首都メキシコシティ近郊で飛行中の熱気球が炎上し、乗員2人が死亡、1人が負傷したと発表した。

ソーシャルメディアで共有された動画には、地上10mほどの高さで熱気球が炎上し、乗員2人が飛び降りるところが映っていた。

当局によると、50歳の男性と38歳の女性が死亡。少女が腕を骨折し病院に搬送された。

地元メディアは目撃者の話として、「気球は着陸直前に炎上した」と報じている。

事故はメキシコシティのすぐ北にある古代都市遺跡テオティワカンの近くで発生した。この地域ではバルーンフェスティバルが開催されるなど、熱気球が観光資源になっている。

警察が事故の原因を調べている。

テオティワカンは国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている。

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