グアテマラで武装集団が車両襲撃、国会議員と警察官3人死亡、政治的暗殺への懸念強まる

今回の事件は、グアテマラで政治関係者を標的とした暴力への懸念が高まる中で発生した。
2023年9月29日/グアテマラ、首都グアテマラシティ(Moises Castillo/AP通信)

グアテマラ東部サカパ県で6日、武装集団が国会議員の車両を襲撃し、フリオ・セサル・ポルティージョ・パス(Julio César Portillo Paz)議員と警察官3人が死亡した。現地メディアが7日に報じた。パス氏は重傷を負って病院に搬送されたが、その後、所属政党が死亡を確認した。

アレバロ(Bernardo Arévalo)大統領は事件を強く非難し、犠牲となった警察官は職務遂行中に命を落としたと説明した。また、治安部隊に対し、検察当局と全面的に協力し、実行犯を特定するよう指示した。さらに、暴力によって国民の生命と安全が脅かされることを許さないと強調した。

警察当局は、事件が発生した際の詳しい状況や襲撃に使用された武器について明らかにしていない。犯行声明も確認されておらず、襲撃の動機や実行犯の身元も不明だ。警察は組織犯罪との関係も含めて捜査を進めている。

今回の事件は、グアテマラで政治関係者を標的とした暴力への懸念が高まる中で発生した。3週間前には反汚職捜査で知られる元検察官フアン・フランシスコ・ソロルサノ・フォッパ(Juan Francisco Solórzano Foppa)氏が首都グアテマラシティで銃撃され、死亡している。同氏の殺害は、組織犯罪の影響力や政治的暗殺の再燃をめぐる警戒を強めた。

当局は今回の襲撃と元検察官殺害との関連を確認していない。相次ぐ銃撃事件は治安対策を掲げるアレバロ政権にとって大きな課題となっており、実行犯の特定と犯罪組織の関係解明が焦点となる。

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