イラン、警察署襲撃に関与したバルチ人男性の死刑執行、過激派メンバーと認定
男性は同州ハシュにある警察署への襲撃に関与したとして、武装反乱および「神に対する戦争」の罪で死刑判決を受けた。
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イラン当局は7日、南東部シスタンバルチスタン州で発生した警察署襲撃事件に関与したとして、バルチ人男性の死刑を執行した。国営メディアなどが報じた。この襲撃では警察官数人が死亡または負傷したとされるが、事件の発生時期や具体的な死傷者数は明らかにされていない。
国営イラン通信(IRNA)によると、この男性はイスラム過激派組織「ジャイシュ・アルアドル」のメンバーと認定されていた。
男性は同州ハシュにある警察署への襲撃に関与したとして、武装反乱および「神に対する戦争」の罪で死刑判決を受けた。イランの司法当局は、捜査と司法手続きを経て死刑を執行したと発表した。
ジャイシュ・アルアドルは、パキスタン国境に近いイラン南東部を拠点とするスンニ派の武装組織で、イラン治安部隊を標的とした襲撃を繰り返してきた。同地域では、バルチ人を中心とする民族的・宗教的少数派が暮らしており、経済的に貧しい地域の一つとされる。武装勢力と治安部隊の衝突が長年続き、国境地帯の治安問題はイラン政府にとって頭痛の種となっている。
イランでは、反政府活動や武装組織への関与を理由とする死刑執行が続いている。特にバルチ人を含む少数民族の死刑執行については、人権団体から司法手続きの透明性や公正な裁判をめぐる懸念が繰り返し示されてきた。
今回の事件についても、当局は裁判の詳細や本人の供述、弁護活動の状況を公表していない。
