中米グアテマラ・フエゴ山が噴火、周辺地域に避難命令
国家災害対策調整委員会(CONRED)によると、噴火は4日朝に始まった。
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中米グアテマラのフエゴ山(3763メートル)が4日に噴火し、政府は周辺住民の避難を実施するとともに、周辺地域に警報を発令した。火山活動がさらに活発化する恐れがあることから、当局は警戒を強めている。
国家災害対策調整委員会(CONRED)によると、噴火は4日朝に始まった。火口から大量の火山灰やガスが噴き上がり、溶岩や高温の火砕流が複数の谷筋を流下した。このため、南側に位置する2つの集落の住民約250人が予防的に避難したほか、周辺地域にも降灰への警戒が呼びかけられた。
当局は火山周辺を通る国道14号線を閉鎖、近隣自治体は休校措置を取った。避難者は自治体が用意した避難所に入り、食料や生活必需品の支援が進められている。現在のところ噴火による死傷者は確認されていないが、火山活動は継続しており、当局は住民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
フエゴ山は首都グアテマラシティの南西約35キロに位置し、中米で最も活動が活発な火山の一つとして知られる。噴火を繰り返しており、2025年にも噴火に伴う住民避難が実施された。
2018年6月の大規模噴火では大量の火砕流が山麓の集落を襲い、200人以上が死亡、多数の行方不明者が出るなど甚大な被害をもたらした。この災害では約170万人が影響を受け、同国史上最悪の火山災害となった。
グアテマラは環太平洋火山帯に位置し、地震や火山活動が頻発する地域である。当局は噴煙の高さが6000メートルに達し、風向きによっては広い範囲で降灰が続く可能性があると警告している。
政府は火山活動を24時間体制で監視し、状況が悪化した場合には追加避難を実施する方針である。住民の安全確保と迅速な防災対応が今後の課題となっている。
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