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ハイチで行方不明のエルサルバドル兵4人死亡か、遺体発見報道、大統領は別人と否定

ブケレ氏は25日、引き渡された4人の遺体について、自軍の兵士ではないと説明。遺体には子どもが含まれ、著しく身長が高い男性や、別の国の軍人とみられる人物も含まれていたという。
2022年8月22日/ハイチ、首都ポルトープランスで行われた抗議デモ2(Odelyn Joseph/AP通信)

ハイチの首都ポルトープランス近郊で武装ギャングの襲撃後に行方不明となっていたエルサルバドル兵4人とみられる遺体が発見されたと。米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。しかし、エルサルバドルのブケレ(Nayib Bukele)大統領は、見つかった遺体は行方不明の兵士ではないと否定しており、身元の確認が焦点となっている。

同紙は安全保障任務に近い関係者2人の話として、遺体は24日に収容され、激しく焼損していたと伝えた。身元の特定には司法解剖が必要とされ、遺体はエルサルバドルから派遣された軍関係者に引き渡されたという。

ブケレ氏は25日、引き渡された4人の遺体について、自軍の兵士ではないと説明。遺体には子どもが含まれ、著しく身長が高い男性や、別の国の軍人とみられる人物も含まれていたという。ブケレ氏はチャドの兵士の身分証明書とされる画像も公開した。

行方不明となった4人は、国連安全保障理事会の承認を受けた「ギャング制圧部隊(GSF)」の一員で、航空技術者として活動していた。18日、ポルトープランス郊外で市場から基地へ戻る途中、乗っていた装甲車両がギャングに襲撃され、車両が炎上。4人は脱出した後、行方が分からなくなった。

ブケレ氏はギャングが4人を拘束しているとの見方を示し、救出するため軍事作戦を開始したと発表していた。エルサルバドルは捜索と警備を支援するため、追加部隊も派遣している。

襲撃について犯行声明を出した組織はないが、地元メディアは、この地域で活動する武装ギャング「400マウォゾ」の関与を報じている。今回の襲撃はGSFがハイチで活動を開始して以来、初の大規模攻撃となった。

ハイチではギャングが首都の広範囲を支配し、治安悪化が続いている。国際部隊は約2000人にとどまり、計画上の上限である5500人を大きく下回る。行方不明者の安否と遺体の身元確認に加え、国際部隊が治安を回復できるかが問われている。

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