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バハマ小型機墜落、乗客乗員10人全員死亡、フラミンゴ・エアの運航停止

事故機はバハマ登録の双発プロペラ機「セスナ402」で、首都ナッソーの国際空港を離陸し、サンアンドロス空港に向かっていた。
中米バハマ、フラミンゴ航空の小型機(Getty Images)

カリブ海の島国バハマで10日、小型旅客機が墜落し、乗客乗員10人全員が死亡した。この事故を受け、政府はフラミンゴ・エア(Flamingo Air)に対し、安全性の確認が終わるまで運航事業者証明書(AOC)の効力を停止し、全便の運航を中止する措置を取った。当局は事故原因の究明を進めるとともに、同社で発生した別の安全上のトラブルについても調査を開始した。

事故機はバハマ登録の双発プロペラ機「セスナ402」で、首都ナッソーの国際空港を離陸し、サンアンドロス空港に向かっていた。運輸安全委員会によると、離陸後に何らかの異常が発生し、ノースアンドロス島の森林地帯に墜落した。同機には乗客9人と操縦士1人が搭乗し、一時は1人が救出されたものの、その後死亡が確認された。

デービス(Philip Davis)首相は記者会見で、「独立記念日という祝賀の日が、国全体の悲しみの日となった」と述べ、犠牲者と遺族に哀悼の意を表した。事故当日はバハマ独立53周年に当たり、各地で記念行事が予定されていたが、突然の惨事によって国中が衝撃に包まれた。

政府は事故後、フラミンゴ・エアの運航事業者証明書を予防的措置として停止した。また墜落事故に加え、同日朝にも同社機で別の重大事案が発生していたことを明らかにした。その機体はマヤグアナ島へ向かう途中で操縦士が異常を報告してナッソーへ引き返し、乗客が降機した直後、機体から出火したという。ケガ人は出なかったものの、この事案も墜落事故と合わせて調査対象となっている。

フラミンゴ・エアは地元メディアを通じ、「事故の詳細を確認中であり、関係当局の調査に全面的に協力する」とコメントした。事故原因については機体の不具合や操縦、気象条件など複数の可能性を視野に調査が進められる見通しで、当局は機体の解析や飛行記録、整備状況などを詳しく調べる方針だ。

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