◎大統領による恩赦はこの1年で2回目。元死刑囚、女性、高齢者、未成年、末期患者が釈放された。
ジンバブエの刑務所(Getty Images)

ジンバブエムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)大統領は18日、独立記念日の恩赦として、元死刑囚を含む4000人以上の受刑者を赦免した。

同国は血生臭いゲリラ戦争を乗り越え、1980年4月18日に独立を宣言。国名はローデシアからジンバブエに変更された。

国営テレビによると、ムナンガグワ氏による恩赦はこの1年で2回目。元死刑囚、女性、高齢者、未成年、末期患者が釈放されたという。

元死刑囚は過去の恩赦で終身刑に減刑された者。少なくとも20年間服役した者が対象である。

この日までに刑期の3分の1以上を終えた女性受刑者は全員釈放。同じ期間服役した未成年も釈放となった。

また、刑期の10分の1を終えた60歳以上の受刑者や刑期の3分の1を終えた盲人やその他障害者も釈放されている。

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