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ジンバブエ・フェリー転覆、死者94人に、定員の2倍を乗せ運航

フェリーは11日、北部の町カリバから湖上の遠隔地にある農村地域に向かっていた
2026年8月17日/ジンバブエ、カリバ湖の港、フェリー転覆事故の調査を行う当局者(ロイター通信)

アフリカ南部・ジンバブエのカリバ湖で11日に発生した公営フェリーの転覆事故について、当局は18日、死者が94人に達したと発表した。政府はこのフェリーに約180人が乗船し、定員90人の2倍に上っていたことも明らかにした。消防・警察・その関係機関が捜索活動を続けている。

フェリーは11日、北部の町カリバから湖上の遠隔地にある農村地域に向かっていた。フェリーには乗客だけでなく、貨物も積まれていたとされる。政府は18日の声明で、約180人と積載物が船の「運搬能力」を超えていたと説明した。

政府によると、これまでに77人が救助された。現場では行方不明者の捜索と遺体の収容が進められている。カリバ湖はジンバブエと隣国ザンビアの国境に位置する世界最大級の人工湖で、周辺の住民にとって重要な交通路となっている。

今回の事故はジンバブエの交通史上最悪の惨事となった。国営メディアによると、これまで最悪だった1991年のバス事故では89人が死亡、今回の死者数はこれを上回った。

事故原因については、強風が直接のきっかけになったとみられる一方、定員の大幅な超過が被害を拡大させた可能性がある。政府は事故を受け、輸送の安全管理や乗船人数の管理体制などについて検証を進めるとしている。

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