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ボリビア警察、大統領の顧問を拘束、政治アナリスト銃撃事件で捜査

セリメド氏は事件後、サンタクルスの空港からアルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ向けて出国しようとしていたところを警察に拘束された。
ナディア・ベレール氏(左)とフェルナンド・セリメド氏(Getty Images)

ボリビア警察は18日、政治コンサルタントのフェルナンド・セリメド(Fernando Cerimedo)氏を、政治アナリストのナディア・ベレール(Nadia Beller)氏が銃撃された事件への関与が疑われるとして拘束した。セリメド氏はボリビアのパス(Rodrigo Paz)大統領とアルゼンチンのミレイ(Javier Milei)大統領の顧問を務めた人物で、南米の政治関係者の間で知られている。

事件はセリメド氏が拘束される前夜、ボリビア東部サンタクルスで発生した。ベレール氏は宿泊先のホテルで配達員を装った複数の人物に襲撃され、3発の銃弾を受けた。病院に搬送されたものの、詳しい容体は明らかになっていない。警察は事件の動機が政治的なものなのか、個人的な対立によるものなのかを調べている。

セリメド氏は事件後、サンタクルスの空港からアルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ向けて出国しようとしていたところを警察に拘束された。同氏とベレール氏は過去に交際関係にあったとされ、警察は個人的な関係を含めて事件の背景を詳しく調べている。セリメド氏は過去、ベレール氏に対する暴力の告発をSNS上で否定していた。

今回の拘束はボリビアとアルゼンチン双方の政界に波紋を広げる可能性がある。セリメド氏はパス氏の顧問としてボリビア政治に関与する一方、ミレイ氏の政治活動にも関係していた。また、ブラジルのボルソナロ(Jair Bolsonaro)前大統領とのつながりも指摘されており、南米の保守派ネットワークにおける同氏の存在感は小さくない。

ボリビアではパス政権を巡る政治的緊張が続いており、セリメド氏は5月にも、大統領府からSNS投稿を通じて国内政治に介入していると批判された。本人はこれを否定している。

今回の銃撃事件が政治的な動機に基づくものかどうかはまだ判明しておらず、捜査当局による動機の解明が待たれる。

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