ウガンダ五輪選手殺害、男2人逮捕＝ケニア警察

◎キプラガト氏は3000メートル障害で五輪に3度、世界選手権に6度出場。2012年のアフリカ選手権では銅メダルを獲得した。

ケニアの警察当局は1月1日、ウガンダ代表としてオリンピックに3度出場したキプラガト（Benjamin Kiplagat、34歳）氏の殺害に関与したとされる男2人を逮捕したと発表した。

キプラガト氏は3000メートル障害で五輪に3度、世界選手権に6度出場。2012年のアフリカ選手権では銅メダルを獲得した。

キプラガト氏は12月31日、長距離ランナーの練習拠点となっている西部エルドレット郊外で遺体となって発見された。

警察によると、キプラガト氏は車の中で何者かに襲われ、喉を切られていたという。容疑者は携帯電話と金品を奪い逃亡した。

警察は声明で、「2人は強盗目的でキプラガト氏を襲ったとみられる」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。