◎警察と治安維持軍は盗賊を追い払うことに成功。誘拐された児童84人と牛12頭を救出した。
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ナイジェリアの警察当局によると、12月19日夜にカツィナ州南西部で新たな誘拐事件が発生し、少なくとも84人の児童を救出したという。

警察は激しい銃撃戦の末に児童の救出に成功した述べた。

12月11日の中学生誘拐事件も同じ地域内で発生し、2日前に344人が解放されている。

19日の誘拐未遂事件は11日の事件現場(カツィナ州カンカラ)から60kmほど離れたダンドゥームで発生した。

カツィナ州警察の報道官、ガンボ・イサ氏は声明の中で、「盗賊が帰宅中の児童に出くわしたとき、すでに別の子供4人と、牛12頭が捕縛されていた」と述べた。

ガンボ・イサ氏:
「警察と治安維持軍は盗賊を追い払うことに成功し、児童84人と牛12頭を無事救出した。警察は死傷した盗賊の処理にあたっている」

地元住民によると、ダンドゥームは盗賊や誘拐のホットスポットだという。

同州の市民グループ職員、サイドゥ・ローラル氏はAP通信の取材に対し、「ダンドゥームは犯罪多発スポットとして知られており、地元住民は立ち入り禁止区域と考えている」と述べた。

サイドゥ・ローラル氏:
「政府は大都市からダンドゥームに新しい道路を建設し、人や車の往来を多くすることで治安を回復したいと考えたが、盗賊は活動し続けている。盗賊は旅行者を攻撃するために道路を封鎖する。過去に新しい道路建設を諦めた人は、盗賊を抑え込むことは難しいと考えていた」

カツィナ州ダンドゥーム

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