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武装勢力が集落襲撃、18人殺害 ナイジェリア・ベヌエ州

襲撃はベヌエ州内の複数の地域で発生した。
2023年4月7日/ナイジェリア、中部ベヌエ州郊外、武装勢力の攻撃を受けた集落(Getty Images/AFP通信)

ナイジェリア中部ベヌエ州で週末、武装勢力による襲撃が発生し、住民や地元当局によると少なくとも18人が殺害された。現地メディアが13日に報じた。事件を受け、住民らが中央政府による治安対策の強化を求めてデモ行進を行い、道路を封鎖して抗議の意思を示した。

襲撃はベヌエ州内の複数の地域で発生した。正体不明の武装勢力が住民を無差別に襲撃し、多数の死傷者が出たほか、複数の家屋にも被害が及んだとされる。犠牲者の大半が一般市民とみられ、住民の間では恐怖と不安が広がっている。事件後、多くの住民が避難を余儀なくされており、地域社会への影響が拡大している。

事件を受けて住民らは州内で抗議活動を実施し、政府が市民の安全を十分に確保できていないとして強く非難した。デモ参加者は道路を封鎖し、当局に対してイスラム過激派や武装勢力への取り締まり強化や治安部隊の増派を求めた。近年、同州では同様の襲撃が繰り返されているものの、十分な対策が講じられていないとの不満が高まっている。

ベヌエ州はナイジェリア有数の農業地帯として知られる一方、農民と遊牧民の間で農地や放牧地、水資源を巡る対立が長年続いてきた。人口増加や気候変動による砂漠化の進行で放牧可能な土地が減少したことも対立を激化させる要因となっており、近年は武装化した集団による襲撃や報復攻撃が頻発している。政府は軍や警察を投入しているが、治安改善には至っていない。

2025年にはベヌエ州で100人以上が死亡する大規模襲撃が発生し、国内外から政府の治安対策に対する批判が高まった。その後も各地で住民を標的とした襲撃が相次ぎ、多数の死傷者や避難民が発生している。

今回の事件もこうした暴力の連鎖の一環とみられ、地元住民は恒久的な安全確保と実効性ある治安政策の実施を強く求めている。中央政府は武装勢力の摘発を進める姿勢を示しているが、暴力の終息にはなお時間を要するとみられる。

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