◎軍政を率いるトラオレ大尉は2022年9月のクーデターで前軍政を打倒。大統領代行に就任した。
2022年10月21日/ブルキナファソ、首都ワガドゥグ、大統領代行に就任したトラオレ大尉(Getty Images)

西アフリカ・ブルキナファソ軍政が反乱軍によるクーデターを阻止した。国営テレビが18日に報じた。

それによると、現役軍人、退役軍人、民間人、活動家からなる反乱組織がクーデターを計画したという。

国営テレビは政府報道官の話しを引用し、「クーデター計画に関与した者はひとり残らず逮捕された」と伝えている。

それによると、クーデターは1月14日に計画されていたという。

それ以上の詳細は明らかにされておらず、何人が逮捕されたかも不明。

国営テレビは報道官の話しとして、「反乱軍は政府を打倒し、国民を支配下に置き、外国勢力と結託して近隣諸国に攻撃を仕掛けるつもりだったようだ」と報じた。

さらに、「反乱軍は外国勢力から資金提供を受けていた」とされる。

報道官は「関係機関と連携して捜査に当たっており、さらに多くのテロリストが逮捕される可能性がある」とした。

軍政を率いるトラオレ(Ibrahim Traoré)大尉は2022年9月のクーデターで前軍政を打倒。大統領代行に就任した。

国連はブルキナを含むサヘル地域で続く紛争について、過去10数年で200万人以上が避難民になり、数万人が死亡したと推定している。

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