武装集団が集落襲撃、17人殺害 ナイジェリア北西部
襲撃が起きたのは同州郊外の人里離れた集落。現地時間13日、農地で作業していた住民が武装した男たちに襲われた。
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ナイジェリア北西部ザムファラ州で武装集団による襲撃が発生し、少なくとも17人の農民が死亡、13人が負傷した。地元当局が13日、明らかにした。それによると、被害者は農作業中に突然銃撃を受けたとみられ、当局が犯行グループの特定と追跡を進めている。
襲撃が起きたのは同州郊外の人里離れた集落。現地時間13日、農地で作業していた住民が武装した男たちに襲われた。負傷者は近隣の医療機関に搬送され、治療を受けている。
現時点で犯行声明は出ていないが、当局はこの地域で活動する「バンディット」と呼ばれる武装集団の犯行とみている。この集団は誘拐や略奪、身代金目的の襲撃を繰り返しており、北西部一帯で深刻な治安問題を引き起こしている。
ザムファラ州では近年、農村部を中心に武装集団による襲撃が頻発している。今年に入ってからも複数の村が攻撃を受け、多数の死傷者が出ているほか、住民の避難や農業生産への影響が広がっている。2月には50人以上が死亡する大規模襲撃も発生し、地域住民の不安が高まっている。
今月上旬には、同州の別の地域で住民と武装集団との和平交渉が行われた際、参加者39人が拉致される事件も発生した。住民の間では、中央政府や治安部隊による保護が十分でないとの不満が根強く、一部地域では自衛や独自交渉に頼らざるを得ない状況が続いている。
地元当局は今回の襲撃を強く非難し、武装集団の拠点がある森林地帯への掃討作戦強化を中央政府に要請した。住民からも軍や警察の増派を求める声が上がっている。
ナイジェリアでは北東部ボルノ州で過激派組織ボコ・ハラムなどによる武装闘争が続く一方、北西部では武装集団による襲撃や誘拐が常態化している。政府は治安回復を最優先課題に掲げているものの、広大な農村地帯での取り締まりは難航しており、住民の安全確保が大きな課題となっている。今回の事件は同国が直面する複合的な治安危機の深刻さを改めて浮き彫りにした。
