◎母子の健康状態は良好だ。
中国、陝西省西安市で誕生した双子パンダ(Qinling Giant Panda Research Center)

韓国・ソウルのテーマパーク・エバーランドで飼育されているジャイアントパンダが双子の姉妹を出産した。地元メディアが11日に報じた。

それによると、「アイパオ(愛宝)」は先週金曜日に双子を出産したという。

韓国で双子のパンダが誕生したのは初めて。

エバーランドによると、母子の健康状態は良好だという。

パンダの個体数を増やそうとする中国の努力は実を結びつつあり、その一部は野性に戻っている。

一時は1000頭に満たなかった野性パンダの生息数は徐々に増え、2000頭近くまで回復した。そのほとんどが森林の多い中国・四川省で生活している。

野生のパンダの寿命は15年ほどだが、飼育下では30歳を超えることも珍しくない。

エバーランドは公式ホームページに声明を掲載。「双子の成長をSNSで発信し、一般公開の時期は専門家と相談して決める」とした。

アイバオとオスのローバオ(楽宝)は15年間のリースプログラムで2016年に中国から来園した。

アイパオは2020年にメスのフーバオ(福宝)を出産している。

エバーランドのパンダワールドでは現在、この3頭が一般公開されている。

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