インド学生寮倒壊、死者7人に、救助隊が生存者捜索、所有者逮捕
救助隊は重機で瓦礫を撤去するとともに、探知犬を投入して生存者の捜索を進めた。
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インドの首都ニューデリーで6日、男子学生寮として使われていた5階建ての建物が突然倒壊した。当局によると、7日時点で少なくとも7人が死亡、6人が負傷した。現場はデリー大学の南キャンパスに近い地区で、学生向けの寮や宿泊施設が集中する地域だった。警察や消防などが7日も救助活動を続け、瓦礫の下に取り残された人がいないか捜索した。
救助隊は重機で瓦礫を撤去するとともに、探知犬を投入して生存者の捜索を進めた。デリー首都圏政府の発表によると、これまでに12人が救出され、約8割の瓦礫が撤去された。最後まで残っていた地下部分の撤去が進められる中、7日に新たな遺体が見つかり、死者数は7人となった。
倒壊した建物は築55年以上とされ、最近まで数カ月にわたる改修工事が行われていた。事故当時は地下部分で作業が進められていたとされ、予備的な調査では、地下への水の蓄積や改修工事が建物の構造に影響した可能性が指摘されている。ただし、倒壊の原因は明らかになっておらず、当局が調査を進めている。
事故を受け、建物の所有者が逮捕され、自治体職員5人も職務上の過失を理由に停職処分となった。デリーのグプタ(Rekha Gupta)州首相は現場を訪れ、公共施設や学生寮などを対象に構造安全性の監査と安全証明を義務付ける新たな政策を導入する方針を示した。
インドではモンスーン期に古い建物の倒壊事故が繰り返されており、老朽化した建築物の安全管理や改修工事の監督体制が課題となっている。今回の事故は建物の構造検査と安全基準の徹底が重要であることを改めて浮き彫りにした。
