◎初期調査の結果、即席爆発装置(IED)による爆発であることが確認された。
2023年2月6日/インド、北東部アッサム州(ロイター通信)

インド南部ケララ州のコンベンションセンターで爆発があり、少なくとも1人が死亡、36人が負傷した。警察当局が29日、明らかにした。

それによると、この施設内では当時、宗教団体「エホバの証人」の集会が開催されていたという。

ケララ州警察の報道官は記者団に対し、「初期調査の結果、即席爆発装置(IED)による爆発であることが確認された」と語った。

負傷者の多くは火傷を負っており、治療のため病院に搬送されたという。

ソーシャルメディアで拡散した爆発直後に撮影されたとみられる動画には、コンベンションセンター内で火災が発生し、救助隊が建物から避難する人々を助ける様子が映っていた。

ケララ州首相の報道官はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「警察が現場を封鎖し、捜査に当たっている」と報告した。

地元メディアによると、犯行声明を出した組織は確認されていないという。

警察は現場周辺を封鎖し、各地に検問所を設置している。

エホバの証人はキリスト教徒であるが、独特の信仰に導かれ、戸別訪問による布教活動で知られている。

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